気になる総量規制は自営業だと無関係？自営業者ならこのローン
キャッシングしたくても総量規制の上限が邪魔？！
キャッシング利用したことがある人なら耳にしたことがある『総量規制』という言葉。これを賃金業者と呼ばれる消費者金融やクレジットカード会社などからの借り入れは、年収の3分の1を超えてはできないというものです。
しかしこの総量規制、実は例外があって自営業者である個人事業主を対象とした貸し付けは総量規制の対象外です。
総量規制の目的は消費者の保護
年収の3分の1を超えて借り入れができないようになっているのは、賃金業者などからの借り過ぎを防ぐという理由です。
もしも月収が10万円の人が200万円キャッシング利用していれば、返済ができなくなって生活が破綻してしまいます。それを防ぐために総量規制というものを法律で設定しているのです。
自営業者の場合は事情が違うのに・・・
個人で事業をしている自営業者の場合は、収入へ結びつけることが目的です。
事業を展開するため、仕入、商品の支払い、広告宣伝費、維持活動費用など、多種多様な費用が発生します。
一度に多額の費用が必要になる特徴があります。
間違いなく次月には確実に収入があるとわかっていても、今月が苦しい。しかし支払いがあると言う場合など、キャッシング利用が可能ならいいですが必要な額が大きければ総量規制に引っかかってしまうかもしれません。
自営業者向けのローンが総量規制対象外なのも利用者保護の理由
次の月なら確実に返済ができるのに、総量規制があるために仕入の支払いができずに事業がうまくいかなくなったということになれば、利用者を保護しているはずの総量規制の概念と矛盾することになります。
ですから個人事業主が利用する自営業者向けのローンに対しては総量規制の対象外になっています。
一般のキャッシングの申し込みをしても審査に通らないことも理由
一般的に利用されているキャッシン商品の多くは、使用目的が事業資金の場合は借り入れができなくなっています。
実際に事業資金として使用したかまでは、キャッシング会社は確認できません。しかし申し込みの審査の段階で会社員よりも審査を通過する率が低かったり、通ったとしても限度額が低い傾向にあります。
それもあって一般のキャッシングを事業資金として利用することは難しいでしょう。
事業資金として使用するならビジネスローンが便利
一般のキャッシングでも既に収入十分にあれば、確定申告の控えなど収入を証明する書類を提出すれば審査に通る可能性はあります。
しかし、事業資金で利用するのではないということを申し込めば総量規制の対象になります。
総量規制の対象外で大きく借り入れをしたいのなら、事業資金として使用可能なビジネスローンと言われる事業者向けローンを利用した方が良いでしょう。
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